SRE兼スクラムマスターのブログ

チーム開発が好きなエンジニアブログです。検証した技術やチームの取り組みを書いていきます。

technology

ポータブルな CI/CDツール Dagger を触ってみる

Daggerとは Quick Startをやってみる インストール 簡単な例を作成してみる Goプロジェクトの実装 テストのdaggerコマンドを定義する ローカルでdaggerコマンドを試してみる GitHub Actionsに組み込む まとめ Daggerとは docs.dagger.io DaggerはCI/CDのため…

Software Bill of Materials ( SBOM ) について知る

皆さんは Software Bill of Materials 通称:SBOM というものをご存知でしょうか? 私自身は、チームメンバーがDevelopers Summit 2022 で聞いた話を聞いて初めてその存在を知りました。 昨今 DevSecOps という言葉があるように、DevOps のなかで Security …

KEDA v2 よる イベント駆動オートスケール 環境を構築する

Kubernetes を基盤としたプロジェクトで実際に利用している、KEDA というコンポーネントのメジャーバージョンが上がったので追加機能についてまとめる. KEDAとは KEDA を使うと嬉しいこと v2の追加機能 追加されたスケール対象 追加されたスケーラー 事前準…

VSCode の Remote Development を使って開発者体験を上げる

はじめに Remote Developmentとは Remote Developmentは, VSCode からServerやWindows Subsystem for Linux (WSL), Containerなどの VSCode を実行しているホスト以とは別の環境に接続し, Server上のワークスペースを開発環境のように扱うことができる. これ…

Flux v2 を使った GitOps チュートリアル Flux v1 との比較

Weaveworks社が提唱する kubernetes のベストプラクティスで , Single Source of Truth として Git を採用し,Kubernetes リソースなどを継続的にデリバリーしていく GitOps がある。 今回はそんな GitOpsを実現するツールである Flux のv2が出てきたのでチ…

GitOps Days 2020 参加レポート 2日目

はじめに 2020/5/21(木)開催のGitOps Days 2020のDay2に参加してきましたので、 まとめていきたいと思います! ※1日目と同様に発表者ではなく、ただ聞くだけです。。。 1日目の参加レポートはこちらです。 cabi99.hatenablog.com 印象深かったセッションな…

GitOps Days 2020 参加レポート 1日目

はじめに 2020/5/20(水)開催のGitOps Days 2020に参加してきましたので、 まとめていきたいと思います! ※発表者ではなく、ただ聞くだけです。。。 www.gitopsdays.com GitOps Daysは、私が知っている限りではGitOpsに関するはじめての大きめイベントです…

KEDA による イベント駆動オートスケール と 使い方を考えてみる

背景 Microsoftの AKS を利用して kubernetes を運用しており、podのauto scaleはHorizontal Pod Autoscalerの機能を利用しています。 Horizontal Pod Autoscalerは、簡単に説明すると指定したmetricをpodから取得して、閾値に達した場合、podをauto scaleす…

初心者の 負荷試験入門 2

はじめに 本記事は初心者の負荷試験入門シリーズの第2弾です! 前回の 初心者の負荷試験入門 その1 では、負荷試験のざっくりとした目的や指標、性能改善をまとめました。負荷試験を実施するにあたってどのような指標が必要なのかは何となくわかりましたが、…

初心者の 負荷試験入門 1

はじめに Webアプリケーションについて負荷試験が必要になり、初心者ながら負荷試験についての基礎事項を調べてまとめておこうと思います この分野に詳しい人の話をぜひ聞いてみたいものです… 負荷試験って目的とは 負荷試験の目的とは、システムの可用性を…

WireMock を使って通信が発生する サービステスト を実装する

背景 マイクロサービスにより構築されたwebアプリケーションのテストコードではサービス間の通信が発生するケースがある。 これまではmockingjay-serverを利用して外部サービスのmockを作成しサービステストを実装していたが、エラー発生ケースのmock定義が…

WireMock サーバーの導入手順

背景 マイクロサービスにより構築されたwebアプリケーションのテストコードではサービス間の通信が発生するケースがある。今回はサービス間の通信が発生するテストの実装を実装するためmockツールを検証したので導入手順を残しておく。 利用ツール WireMock …

Azure 上に GitOps 対応の AKS クラスターを自動構築する

背景 GitOpsというキーワードが出てきており、職場でもGitOpsを使った検証環境の運用が始まっている。 しかし、GitOps環境を構築するにあたってIaCは進めているものの、まだ人手によるOperationがなくなっていないのも事実です。 そこで、Azure上にkubernete…

Feature Toggleについて整理してみました

はじめに みなさんの現場はデリバリーチームとオンコールチームに分かれていますでしょうか? 分かれている現場ではリリースのタイミングは調整が出来ていますか? 我々のチームはデリバリーチームとオンコールチームに分かれているのですが、テスト環境など…

チームの成長のために「Learning Session」を始めた話

はじめに 皆さんのチームでは、チームの成長のためにどのような取り組みを実施していますか? 私たちのチームでは、メンバーに学習文化をつけて個々のスキル向上を図り、結果的にチームの成長につながると考えていました。 チームはスクラム開発を実施してお…

Fluxを使ってGitOpsを実現する

概要 GitOpsという概念は知っているが実現はできていなかった GitOps実践ツールではAgro CD,Flux,Jenkins Xなどが有るけど,GitOps提唱元のFluxを試してみる モチベーション kubernetesを運用するにあたってmanifestを使って宣言的に運用したい codeと実際の…