先日、安西剛(@tsuyok)さんによる「1on1コーチング体験」を受けてきた。 以前からTwitterは一方的にフォローさせていただいたので、今回の募集を見たときから気になっており 思い切って応募した。
今回はコーチング体験の流れや感想などをブログに書いていきたい。 www.tsuyok.work
なぜコーチングを受けたのか
なぜ 1 on 1 のコーチングを受けたかというと 自分の場合は2つ理由があった。
- 1つ目
自分自身が1 on 1を体験してみたかったから。 リーダーとしてメンバーへの成長を促すため、1 on 1を行っているが 自分自身これまで1 on 1を受けたことが1度もないので、実際に体験してみたかった。 やり方は書籍ベース、どう感じるかはメンバーからのフィードバックのみだったので 1 on 1を受けることで新しい気づきがメンバーと行うときの参考になればと思っていた。
- 2つ目
第三者としての意見を聞いてみたかったから。 所属している組織では自分のやっていることに対してディスカッションする人が少なく、 フィードバックをもらうことが少ないのでこの機会を是非活用したいと思った。
学び
状態の可視化・整理・決定
今回の1 on 1 は自由なテーマで話をした場なので、日ごろ自分が抱えている課題やモヤモヤについて話をした。
印象として残っているのは、事象について多角的に考える時間を持てたことである。 ふんわりアイディアが見えているものもあったが、今一度、別の視点から考え直すことで アイディアが他と比べてどうなのか?自分の本当にやりたいことに対して矛盾していないか?を明確にできた。 また、アイディアに対して自分で「決定」することも重要だということを学べた。
やり方とあり方
最も印象に残ったものとして「やり方」と「あり方」の話だ。 なぜコーチングを受けたのかでも理由に挙げているように 1 on 1を受けることで ノウハウを学びたいと考えていた。 ふりかえってみると、その時点では比較的「やり方」の部分に固執していたように感じる。 安西さんとお話をして「やり方」以上に「あり方」が大切ということを学べた。 「あり方」自体、意識して向き合うことがあまりなかったので説明に語弊があるかもしれないが 「あり方」とは、「自分がどうあるか?」である。 例えば1 on 1で成長を促したい場合に自分が成長しているか?について考えることである。 この話でもう一つ印象に残っていたキーワードとして「相手は自分のカガミ」というものがあった。 これはまさに「あり方」を表した言葉だと思う。自分が変わらないと、相手も変わらないし 成長させたい場合は、まず自分が成長することが大切ということだ。 「あり方」をおざなりにするといくら「やり方」を突き詰めても相手に伝わらないので自分の「あり方」について意識したい。
最後に
この記事では、1 on 1体験での「学び」の部分に絞ってふりかえりを書いた。 学びの内容をふりかえっていてコーチングは、感情を大切にすることの確認が出来て非常に有意義だった。 そして感情という非常に抽象度が高いものになっていくに中で、コーチングについてしっかり学習していくと楽しそうだというポジティブな気持ちになれた。
ちなみに当日の 1 on 1では、記事の内容以外にもお話をさせて頂いた。その中にはアジャイルやDDDを導入した話があり 自分が取り組んでいることを、既に経験された話なのでとても勇気づけられた。
普段このような分野で人と話す機会がないので 貴重な体験をさせていただきありがとうございました。