はじめに
「インタビューしあう」のアドベントカレンダー に淡い期待を持ってtweetしたら gaoryu さんに反応していただき, 「インタビューしあう」を体験できたので振り返っておく.
インタビューしあうことによる新しい発見かぁ
— Junichi Mitsunaga (@junichi_m_) 2020年12月3日
やってみたい!
気の向くままにインタビュー|gaoryu @DiscoveryCoach #note https://t.co/nqN3Fgj5zq
ちなみに読んだブログはこちらのインタビューブログだ. インタビュイーとインタビュアーに別れてお互いをインタビューしたら何か発見があるんじゃないかと思ったので参加させていただいた.
相互インタビュー所感
普段からブログ等を参考にさせてもらっていたが,実際に話すのは初めてでせっかくの機会なので お互いに「ファシリテーションについて」をテーマにさせていただいた.
内容はインタビュアーがテーマについて聞きたいことを聞いていく形式でお互い15分ほどの持ち時間で交代して行う形式.
自分自身に対してあまり問いかけないような質問であったり, なんとなく軸はもっているけど, 言語化したことがない質問だったりと 1人ではたどり着けないような発想が2人だとたどり着けてかつ言語化することで整理されるのでとても有意義な時間だったと思う.
ふりかえり
ここではインタビュー後に振り返った質問に対してまとめておく. 頭の中を整理してあらためて問いに回答していく.
インタビュアーのとき
Q1.話すとき/聞くとき何を気にして話して/聞いていた?
A1.相手がどのような部分に対して, 思い入れが強いのかを意識した. 声のトーンや表情を観察して感情がスパイクしていると感じた時は掘り下げて質問して言語化しようと考えていた.
Q2.インタビュー中に相手の態度や自分の心境とか気になったことあるかな?あった場合は,それは何があったから気になったのかな?
A2.質問に対して回答が連鎖して話が進むと, そのテーマに対して熱意が強いことが伝わるので自分と興味の部分が一致した場合に話が盛り上がりやすい.
Q3.インタビュー前後で何か変わった?(相手の印象やテーマに対する気分)変わった場合、それは何があったから変わったのかな?
A3.質問の意図を考えて回答してくれてたと分かり, インタビューは2人で作り上げていくものだと感じた. これまでは自分がいかに引き出すかだけを考えていたが, 2人でコラボレーションして作る場は学びも多く有意義なものだった.
インタビュイーのとき
Q1.話すとき/聞くとき何を気にして話して/聞いていた?
A1.相手の質問に対して, 「事実」と「感情」を分けて答えるようにした. また,質問に対してこれまで1人で考えたことがあったかを振り返った.
Q2.インタビュー中に相手の態度や自分の心境とか気になったことあるかな?あった場合は,それは何があったから気になったのかな?
A2.引き出そうと意識して,自分の実体験を交えながら質問してくれてることが伝わった. 自分への質問を色々考えてくれていると感じると答える方も信頼して話しやすくなる.
Q3.インタビュー前後で何か変わった?(相手の印象やテーマに対する気分)変わった場合、それは何があったから変わったのかな?
A3.良い意味でしたたかさを持っているというフィードバックをもらえた. これまで1人で考えてきたことを言語化できて頭の中が整理できた.
最後に
お互いにインタビューすることは初めての経験だが,意図的にファシリテーターを立てなくとも場が進んでいくのが新鮮だった. ある程度, 役割が明確になると人はその形に順応できることがわかった. 役割が明確なだけでHowの部分を自分で考えるので, 対話や場に対して思考する良いきっかけになると感じた. 通常のインタビューでは機会が少ないかもしれない, お互いへのフィードバックも今回はとても貴重だった. インタビュアー/インタビュイー双方の視点で考える機会があるのでインタビューやテーマに対して良い気づきになることがおおい.
いろいろ書いたが, シンプルに楽しい時間が過ごせたので相互インタビューに参加してよかったと思う. 機会があればいろんな人とインタビュー形式で話してみるのも面白そう.